人工関節

  

人工関節

より早期の日常生活復帰のため、膝、股関節とも、手術侵襲のさらなる低減をめざしています。

1.人工膝関節置換術(TKA)

最小侵襲TKA(MIS-TKA)は低侵襲で早期回復が期待される半面、不十分な展開によるインプラント設置不良が指摘されています。当然のことながら正確なインプラント設置は必須です。私たちは必要かつ十分な最小展開で手術操作が行えるように、器械類は独自に改良を重ねています。手術時間短縮のため器械の簡便化も進めています。手術は持続硬膜外麻酔併用腰椎麻酔で行います。変形の程度にもよりますが、皮切は10cm程度、手術時間は1時間~1時間半です。他家血輸血を必要とすることはほとんどありません。術後は杖歩行・階段昇降が安定したのち退院となりますが、ほとんどの方が2週以内で退院可能です。また、両膝とも手術が必要で、全身状態が良好な場合には両膝同時に手術を行っています。(2週間のクリニカルパスを使用しており、両側同時例も同じです。)

2.人工股関節置換術(THA)

低侵襲法として、前方アプローチ(Direct Anterior Approach)を採用しています。DAAは仰臥位で10cm弱の皮切で筋間から進入し関節を展開します。筋組織を切離しないため術後の筋力回復が従来の後方アプローチに比べてより早期であり、脱臼率も低いと報告されています。手術は持続硬膜外麻酔併用腰椎麻酔で行い、1時間~1時間半程度です。2週間で退院のクリニカルパスを使用しています。

人工関節置換術件数

※関東信越厚生局届出件数 各年(1月1日~12月31日)

  2009年 2010年 2011年
膝関節 255件 333件 319件
股関節 43件 60件 51件
その他     1件
298件 393件 371件

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